甘酒がすごい！毎日飲んで美しい肌を手に入れよう！

「飲む点滴」とも言われている甘酒。
実際にどのような効果があるのかご存知でしょうか？
美容と健康に良いと言われている甘酒の効果と、飲み方についてご紹介します。

甘酒とは？

日本では古くから飲まれており、糀から作られる発酵食品です。
甘酒には、米麹を原料に作られる米麹甘酒と、酒粕を原料に作られる酒粕甘酒の2種類があります。

・米麹甘酒
糀菌の発酵から作られているので、基本的にアルコールは含まれていません。
子どもでも安心して飲むことができる甘酒です。

・酒粕甘酒
酒粕を溶かし、そこに砂糖を加えて作られているため少しアルコールが含まれています。
アルコールが苦手な方や、妊娠中の方は注意しましょう。

どちらも美容や健康に良い成分が含まれていますが、一般的に「飲む点滴」と言われているものは、米麹甘酒です。
その理由は、米麹甘酒には、オリゴ糖や食物繊維、ビタミンB群が多く含まれているためです。
ビタミンB群は、肌の基になるたんぱく質の代謝を促し、代謝を良くすることでハリのある肌を作る働きがあります。
そして、抗酸化作用があるエルゴチオネインは、米麹甘酒にのみ含まれているため、美容の面から見ても米麹甘酒の方がより優れていると言われています。

どのくらい飲むのが良い？

豊富な栄養素を含む甘酒ですが、米麹甘酒に含まれる糖質は体に吸収されやすいので、飲みすぎには注意が必要です。
1日コップ1杯を目安にしましょう。
冷たくても温かくても美味しいですが、温める時は加熱し過ぎないことが大切です。
なぜなら、甘酒に含まれている酵素は熱に弱く、加熱し過ぎてしまうと栄養が失われてしまうためです。
栄養素をしっかり摂取するために、60度以上にならないように気をつけましょうね。

甘酒はいつ飲むのが良い？

1回飲んだからといって、すぐに肌や体に良いわけではありません。
甘酒は、毎日飲むことで体が必要としている栄養素を補い続け、だんだん効果が現れてきます。
飲むタイミングは朝でも、夜でも問題ありません。
例えば、朝の飲むことでエネルギーの補充に役立ち、脳の働きを活性化させます。
また、代謝を促してくれる甘酒を朝飲むことによって、1日の代謝を良くし、痩せ体質に変えてくれます。
美肌や疲労回復を目的とする方は、夜に飲むのがおすすめです。
寝る前に温かい甘酒を飲むことで、体も温かくなり、深く良く眠れるようになりますよ。

甘酒は腸内環境を良くし、免疫力を上げる働きもあります。
冬の寒い時期にも、夏バテしてしまう暑い時期にもぴったりの飲み物です。
女性だけでなく、家族みんなの健康管理のために、1日1杯飲むのがおすすめですよ。