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ダイエット臭とは?痩せると体が臭くなるメカニズムと対策法

2020/03/16
 

体重を落とそうと極端なダイエットをすると発生してしまうのが「ダイエット臭」です。
みるみる落ちていく体重に満足していると、周囲にとんでもない体臭をまき散らしているかもしれません。
今回はダイエット臭が発生してしまう原因とその対策法をご紹介します。

ダイエット臭とは?

食事制限などの極端なダイエットをすると、普段は食事で賄われている体の維持に必要なエネルギーまで不足してしまい、体は新たなエネルギーを調達しようと脂肪やタンパク質の分解を始めます。
この分解作業でケトン体と呼ばれるエネルギー源が生成されるのですが、生成と同時にケトン臭と呼ばれる臭いを放ちます。
ケトン臭は鼻を刺すようなツンとした刺激臭で、体臭や口臭に影響し、いわゆる「ダイエット臭」となるのです。
他にも、無理な糖質制限をして肉類ばかり食べているとビタミンやミネラルが不足し便秘を引き起こします。
腸内環境の悪化が常態化すると腸内の腐敗臭が体臭となってしまうこともあります。

ダイエット臭の対策法は?

ケトン臭は体内に存在するケトン体が原因なので、ケトン体を消費すれば臭いもしなくなります。
水溶性で酸性のケトン体はアルカリ性の食品を摂ることで臭いを中和しましょう。
ほうれん草や小松菜などの緑黄色野菜やレモンやグレープフルーツなどの果物はケトン臭に効果が期待できるだけでなく、ビタミンやミネラルなどダイエット中に摂りたい栄養も多く含まれているのでおすすめです。
同じくアルカリ性のキノコ類は、低カロリーで食物繊維が豊富なので便秘になりがちなダイエット中は積極的に摂りたい食材!
また、ケトン体を消費するために運動をするのもおすすめですよ。
運動をして汗をかくと余計にケトン臭がしてしまいそうですが、体内でケトン体を消費するのが一番効率が良いですし、ダイエット中にはピッタリの方法です。

他の病気が原因の場合も…

ダイエット臭などと呼ばれるケトン臭ですが、ダイエットと関係なく、糖尿病などの病気が原因で発生する場合もあります。
糖尿病とは、体が糖を上手に分解できなくなり血液中のブドウ糖濃度が高くなることで発症します。
糖が分解できずに脂肪やタンパク質をエネルギー源にするメカニズムはダイエット臭の発生と同じと言え、ダイエット方法を見直してもダイエット臭が改善しない場合はほかの病気を疑ってみた方が良さそうです。

今回はダイエット臭が発生してしまう原因とその対策法をご紹介しました。
極端なダイエットは体に悪影響を及ぼすだけでなく病気を見逃してしまうことにもなりかねません。
食生活のバランスを見直して運動も取り入れるなど、健康的なダイエットを心掛けましょう。

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