正しいケアで長く使う!ニットの普段のお手入れと素材別お手入れ方法

暖かく過ごすことができる冬のファッションアイテムの中でも定番のニットやセーター。
お気に入りのニットは長く愛用したいものですが、様々なデザインと素材でお手入れの仕方がわからないという人は多いですよね。
間違った手入れをして使えなくなってしまった、なんてことも・・・
そこで今回は、ニット製品の普段のお手入れと素材別のお手入れ方法をご紹介しましょう。
洗濯する場合は必ず「表示」をチェック
ニットを家庭で洗濯する時に洗濯表示マークは必ず確認するようにしましょう。
全ての洋服のタグについている洗濯表示マークは、洗濯の仕方や干し方など取り扱い方が書かれています。
ニットやセーターの中には、家庭での洗濯ができないものがあります。
加えて高温が苦手なものが多いため、乾燥機は基本的に使わないようにしましょう。
また、ニットの洗濯には中性のおしゃれ着用洗剤がおすすめ!
目立つシミや汚れはぬるま湯と中性洗剤でつまみ洗いをすると、汚れが落ちますよ。
洗濯をしない時は「ブラッシング」で
ニットやセーターは、必要以上にクリーニングに出したり自宅で洗濯したりすると、生地の風合いを損なう原因になってしまいます。
そのため、洗濯をお休みする日を設けるようにしてください。
1日着用した後はブラッシングを行い、風通しのいいところで陰干しをしましょう。
馬毛や豚毛のブラシでブラッシングを行うと、繊維の隙間の細かい汚れを落とすことができるとともに、毛玉ができにくくなります。
素材別でニットの手入れ法が違う
ニットやセーターにはたくさんの種類があり、お手入れの方法も様々。
ここからは、ウール・カシミヤ・アルパカの3つに分けてお手入れ方法を見ていきましょう。
■ウール
ニットの中で一番使われているウール。
ニットのみならず、マフラーやコートなどにも使われているウール素材は、家庭で洗濯できるものが多いです。
洗濯をする際には必ず洗濯ネットに入れ「手洗い・ドライコース」で洗いましょう。
■カシミヤ
ウールの次に使われることが多いカシミヤは、繊細に出来ているので多くのものが家庭で洗濯できません。
型崩れや色落ちもしやすいため、クリーニングに出すことをおすすめします。
家で手入れする際には、ブラッシングをしましょう。
■アルパカ
最近は、アルパカの毛を使ったニットが増えてきています。
アルパカの毛は、非常に細く丈夫で、お手入れもしやすいのが大きな特徴です。
普段のお手入れはブラッシングで十分ですが、洗濯をする際はドライクリーニングか手洗いをしましょう。
お気に入りのニットを長く使うためには、素材に適した手入れをすることも大切です。
ブラシやおしゃれ着用洗剤など、ニットのケアに大切なアイテムを活用し、お気に入りのニットで冬を過ごしてくださいね。