寒いのは窓のせい？DIYで浴室窓を断熱！

冬の浴室はいくら暖めてもすぐ冷える、寒くてシャワーを止められない、なんてことはありませんか？
その原因は、窓にあるかもしれません。
浴室に窓があると明るく開放的で換気もしやすいなど利点がありますが、冬場は寒くなりやすいという欠点もあるのです。
今回は快適な浴室を実現するために、浴室窓の断熱についてご紹介しましょう。

 

浴室の寒さは窓が原因？

断熱材が使われている天井や壁などと違い、窓はガラスのみなので暖かい空気を外に逃がしてしまいがちです。
特に古い家屋は隙間風が入ってくることもあり、窓のある浴室は冷えやすい傾向にあります。
冷えてしまった冬の浴室は急激な温度差によるヒートショック現象が起きやすく、命の危険を伴うので、健康面からも浴室を暖かく保つことは重要です。
では、浴室窓を断熱するにはどんな方法があるのでしょう？

 

DIYで浴室窓を断熱する

手軽にできるDIYでもある程度の効果が期待できますよ。
最も簡単な方法は断熱効果の高い素材を浴室窓に貼ることです。
梱包用緩衝材（プチプチ）を浴室窓のサイズよりも少し大きめにカットし、浴室窓を覆うように貼り付けると冷気の侵入を防ぐことができます。
浴室窓の窓枠に奥行きがある場合は窓枠に素材をはめ込む方法も可能です。
スタイロフォームやプラスチックダンボールなど固くてしっかりした素材がおすすめです。
窓枠のサイズより少し大きめにカットして窓枠にはめ込みましょう。
あらかじめ穴を開けてヒモを通しておくと取り外す時に便利ですよ。
そのままにしておくとカビが生える場合があるのでお風呂を使い終わったら取り外してくださいね。
いずれもホームセンターで入手できるものなのでチェックしてみてください。

 

浴室暖房機を取り付ける

DIYで浴室窓の断熱ができても、それは一時的なものでしかありません。
根本的に解決するには浴室に「浴室暖房機」の導入を検討する必要があります。
「浴室暖房機」とは浴室に取り付けて浴室を暖めたり、干した衣類を乾燥させたりできる器具のことです。
ガス式と電気式がありますが、ガス式は給湯器から交換する必要があるので、後付けの場合は電気式がいいでしょう。
小さなお子さんや高齢者がいるご家庭におすすめです。

 

今回は浴室窓の断熱方法についてご紹介しました。
気軽に行えるDIYでもある程度の断熱効果は期待できます。
それでもどうにも浴室が寒いという場合は、浴室暖房機を導入するなどの本格的なリフォームを検討する必要があるかもしれません。
寒さ対策をしっかりして快適なバスタイムを手に入れましょう。