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妊娠・授乳期のギモン!妊娠中・授乳中の薬の服用は大丈夫?

2020/01/25
 

風邪を引いてしまった場合、頼りがちになる市販薬は妊娠中・授乳中には飲んでいいのか気になりますよね。
生活習慣や食の安全などもそうですが、薬は特に胎児・乳児に影響が出やすいため、親にとっては一番気をつけておきたいものです。
しかし、中には影響が出ることを知らずに市販薬を使っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、妊娠中や授乳中の薬の使用について解説していきましょう。

妊娠中・授乳中の薬の使用で気を付けること

妊娠時の中で薬を使う際に、一番注意しなければいけない時期が妊娠初期です。
妊娠初期は赤ちゃんの臓器や神経などが急ピッチで形成されています。
その間に市販薬を服用すると、形態異常という奇形児になる可能性があります。
そのため妊娠の可能性がある場合には、むやみに薬を服用しないようにしましょう。
もし妊娠に気がつかず市販薬を使った場合や、過去に処方されていた薬を続けて服用してしまった場合には、婦人科の医師の所へお薬手帳を必ず持参し、相談してください。
自己判断で薬を服用してしまうと、赤ちゃんに危険が及びます。
みんな飲んでいるから大丈夫と思わずに、まずは専門家に相談することをおすすめします。

薬の使用は場合によって可・不可が変わる

医師の説明では、既に使用されている場合には「あまり心配しなくていいですよ」と言われ、これから使用する場合には「できれば使用しないでくださいね」と言われます。
これは市販の医薬品のみならず医者で処方される薬も含め、有益な薬になる場合と有害な毒になる場合があるためです。
また、妊娠中期に使ってもあまり心配しなくていい薬でも、後期に使うと母体と胎児に影響が出てしまう危険もあります。
その場合でも漢方薬だから大丈夫、ということはありません。

実は授乳期に服用できる薬は、妊娠時に比べると圧倒的に少なくなっています。
妊娠時に大丈夫だったから、と自己判断するのは大変危険です。
授乳期にやむを得ず薬を服用する場合は主治医か薬剤師に相談し、不安を取り除いた上で服用しましょう。

主治医から処方してもらうことが一番安全

内科でお薬を処方してもらう際に、妊娠していることを伝えなかったケースが多く存在します。
そうならないためにも、産婦人科の主治医から処方してもらう方が一番安心できるでしょう。
妊婦検診の時にお腹の具合が悪かったり、風邪を引いたことを相談すれば、赤ちゃんと母体の様子を見てお薬を処方してもらえます。
かかりつけの病院や医院で処方してもらうことも可能ですが、妊娠期間や授乳期間中は産婦人科に相談するといいですよ。

妊娠中・授乳中の薬はたくさんの危険が存在します。
母体はもちろん、大事な赤ちゃんに影響を与えることが多いので、これから育てていく母親は薬のことについて一番理解しなくてはなりません。
もし妊娠中や授乳中の薬について不安なことがあれば、産婦人科の主治医に相談するといいでしょう。
薬について今一度理解を深め、安心して妊婦生活や授乳婦生活を送れるようにしましょう。

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