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直前になってジタバタしないために!今学ぶシングルの年金と資金

2019/10/15
 

1990年の国勢調査で男性が5.57%、女性が4.33%だった生涯未婚率が、2015年には男性が23.3%、女性が14.06%と大幅に増加しています。
つまり、老後を一人で過ごす人が増えていることを指します。
家族がいない単身世帯の老後で最も不安になる問題と言えば、生活に必要となる資産ではないでしょうか?
将来年金が出ないと言われている時代だからこそ、老後の資金の準備ポイントをご紹介します。

老後資金はどのくらい必要?

総務省が2017年に実施した家計調査では、60歳以上の単身世帯が1ヶ月に必要とする生活費は約15万5000円となっています。
しかし、入ってくる公的年金は約11万4000円となるので、毎月4万1000円分が足りないこととなります。
100歳まで生きると想定した場合、足りない分の金額は約1700万円となるでしょう。
さらに病気や介護など突発的な支出を含めれば、不足金額はより大きくなると考えられます。
元々フリーランスや自営業で働いていた人は厚生年金に入っていないので、支給される年金額は下がるので、不足する生活費はより大きくなるでしょう。
毎月15万5000円の生活費とした場合、100歳まで生きるには最低でも約3800万円の費用が必要です。

老後の資金を用意するための心掛け

貯蓄がない状態では、老後の生活資金が不足する恐れがあります。
そうならないためにも今から資金の準備が必要ですが、その際に心掛けたいことをご紹介しましょう。

・準備は早めに取り掛かる
貯蓄は早い段階で取り掛かり、長いスパンで運用すると良いです。
準備期間が長いほど、月や年間で積み立てる額を抑えられので、負担なく資金を貯めることができます。
また、ただ貯蓄を始めればいいというわけではなく、どのくらい貯めればいいのか目標を決めて準備を進めることがポイントです。

・年金を確認する
将来の収入源となる年金を確認しておきましょう。
将来どのくらい受け取れるのか確認しておくと、どのくらい生活費が不足するか把握しやすくなります。
また、公的年金以外にも退職金や年金が上乗せされる企業年金や個人的に入れる個人年金も存在しますね。
企業年金は導入していない会社もあるので、導入や実施状態を確認しましょう。
また、必要に応じて個人年金の加入を考えてみると良いですよ。

・老後の生活や支出をイメージしてみる
年齢ごとにやってみたいことをリスト化してみましょう。
例えば、45歳でジョギングを始める、50歳でフルマラソン大会に出場、60歳で退職、61歳で海外旅行などという風に書き出してみます。
書き出したイベントには資金を必要とするものもあるので、大まかに計算して記載しておきましょう。
こうすることで、老後を充実させるためにどれだけの備えが必要なのか、目安を把握できるようになります。

単身世帯は家族を頼れない分、自分の備蓄した資産が頼りとなります。
将来独り身で老後を過ごす可能性を想定して、早い段階から資産の準備を進めていきましょう。

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