頑固な乾燥肌が治らない!体の中から改善してうるおいのある美肌に

冬だけでなく、年中乾燥肌に悩まされている人が多くなっています。
特に年齢を重ねた肌は、若い頃よりも水分量・油分量ともに減少している状態です。
乾燥は肌のかゆみやごわつきだけでなく、シワやシミ、たるみの原因にもなるでしょう。
今回は、乾燥肌を体の中から改善する方法をご紹介します。
乾燥肌は乱れたターンオーバーのせい!?バリア機能の低下が肌トラブルの原因に
肌の水分や油分が不足すると肌が乾燥状態になります。
乾燥状態になると角質層のうるおいが奪われてしまい、外的刺激から肌を守るバリア機能も低下してしまいます。
花粉やPM2.5などの有害物質、メイク用品の成分にも弱くなるため肌トラブルも起こりやすいです。
これは肌の生まれ変わり、「ターンオーバー」が正常に行われていないのも原因といえるでしょう。
スキンケアだけじゃない!?生活改善で乾燥肌は治せる
乾燥肌には保湿が一番。
しかし、スキンケアだけでは根本的な改善にはなりません。
ターンオーバーの乱れが肌の乾燥の原因になっている場合、いくら保湿力に優れたコスメを使っても意味がないでしょう。
正しいスキンケアとともに、生活の見直しが必要です。
栄養がかたよった食事、寝不足などもターンオーバーの原因になります。
正常な肌の生まれ変わりに必要な栄養素をバランスよく摂り、ターンオーバーの周期を整えるための睡眠をしっかり取ることで乾燥肌が改善していくでしょう。
食事を見直そう!乾燥肌に効く栄養素は?
体の中から乾燥肌を改善するには、皮膚の細胞をつくる栄養素、肌のうるおいをキープする栄養素、ターンオーバーの正常化に効果がある栄養素が必要です。
・たんぱく質
肉や魚、卵、大豆、乳製品に多く含まれます。
筋肉や骨をつくる大切な栄養素として知られていますが、美肌作りにも欠かせません。
肌トラブルが気になる時だけでなく、毎日バランスよく摂取しましょう。
・ビタミン類
うるおいのある肌には、ほうれん草やレバーに含まれるビタミンAが必要です。
ターンオーバーの周期を整えるビタミンB軍は納豆やニンニク、肌のバリア機能を高めるビタミンEはアーモンドなどのナッツ類に多く含まれています。
また、フルーツに含まれるビタミンCは、シワが少ない弾力のある肌づくりに必要なコラーゲン生成を促し、シミやソバカスの原因となるメラニンの抑制効果もある美肌栄養素です。
運動も乾燥肌対策になる!?ヨガで無理なく酸素補給
乾燥肌は、血流の悪さも原因の一つです。
適度な運動を行なうことで血流が改善し、ターンオーバーを促すでしょう。
ウォーキング・ランニングのほか、深呼吸を繰り返すヨガも効果的です。
週に2~3回程度を目安に、運動をする習慣をつけてくださいね。
乾燥肌には保湿!
いいえ、それだけではありません。
必要な栄養素をバランスよく摂り、適度な運動で体の中からうるおいのある肌を取り戻しましょう♪