職務経歴書って?どうやって書けば良いの?
最近は、履歴書や面接シートの他に、「職務経歴書」が必要となる企業が増えています。
転職の際や、上司との面談にも用いられることがある重要な書類です。
これまでのキャリアを整理し、今後の目標を決めるのにも活用していきましょう。
今回は、職務経歴書の書き方について解説していきます。
職務経歴書とは?履歴書と何が違うの?
職務経歴書は、仕事上のスキルや経験をまとめた書類のことをいいます。
これに対して履歴書は、名前や住所、学歴など、記入者本人のプロフィール情報を記載するものです。
履歴書はある程度フォーマットが決まっていますが、職務経歴書は自由に表現することができます。
ただしA4用紙1~2枚にまとめるのが一般的で、あまり量が多くなり過ぎないように注意しましょう。
どこを見られている?職務経歴書作成のポイント
職務経歴書では、企業の採用基準とマッチしているかどうかを見るものです。
まずは具体的な業務経験や、これまでの実績を書き出してみてください。
特に仕事上の経験・実績がない場合は、勉強してきたことやこれまでの体験で培われた自分の強みを伝えるようにしましょう。
企業が募集している人材に合致しているか、採用サイトや企業のホームページでチェックしておいてくださいね。
何を書くの?基本的なテンプレートはネットでも見つかる
職務経歴書は、この形で記入しなければならないと決まっている場合もあります。
募集要件に指示があるので必ず確認しましょう。
特に指定されていない場合は、次のような項目に沿って作成するのがおすすめです。
・タイトル
一番初めに「職務経歴書」と記入します。
その下の段落に日付(提出日当日か前日、郵送の場合は投函した日)と氏名を左寄せで記入してください。
・経歴要約
250字前後を目安に、これまでの経歴を簡単にまとめます。
学校卒業後に企業などで職務にあたった経歴を書きますが、募集要件に沿った内容になるよう意識しましょう。
応募する職種にとって意味のある経験、実績を重点的に記入してくださいね。
・職務内容
これまで勤めた企業名、業務内容、実績があれば記入します。
会社の概要、どのような部署・業務を担当したか、できるだけ数値化した実績、役職やスキル、特別な知識があれば忘れずに記入しておきましょう。
・資格や免許
持っている資格・免許について、取得時期や名称は正しいものを記入しましょう。
特にない場合は、「特になし」と記入します。
また、今勉強中の資格があれば「○○の資格取得のため勉強中」と記入するのがおすすめです。
・自己PR
これまでの経験や実績、持っているスキルがどのように仕事に活かせるか記入します。
長文になりそうなら、箇条書きや見出しを使って読みやすくする工夫も大切ですね。
職務経歴書の作成に自信がない場合は、ネットにあるテンプレートを使ったり、転職サイトなどの添削サービスを使ったりすると良いでしょう。
まずは材料集めから。
メモで良いので、これまでの経歴や自分の強みを書き出してみてくださいね。