限られた時間の中で有効活用できる読者の興味関心ジャンルをデータで分析と解析を行い好みの記事が発信することで、多くの女性に人生を楽しんでるもらえるコンテンツを提供します

納税準備預金で税金に備える!メリットとデメリットは?

2022/06/05
 

「納税準備預金」というものがあるのを知っていますか?
税金の滞納を防止する目的で作られた預金ですが、一般の人でこの預金を持っている人は多くはないでしょう。
しかし、実はこの預金にはメリットがたくさんあるのです。
今回は誰でも作ることができる「納税準備預金」について解説します。

 

納税準備預金とは?納税のための預金

納税準備預金は、納税のためのお金を預ける口座です。
一度入金すると、納税以外では払い出すことができなくなります。
個人でも法人でも口座開設することができ、多くは会社などの法人が利用していますが、個人が住民税や自動車税のために利用することも可能です。
また、預金の名義人だけでなく、同居している親族の税金のためにもお金を預けることができます。

 

納税準備預金のメリットは?個人にもおすすめ

納税準備預金の良いところは、税金の滞納を防げることだけではありません。
どんなメリットがあるか見てみましょう。

・税金のための資金を管理
納税準備預金の最大のメリットは、税金のためのお金を別管理できるところにあります。
自動車税や固定資産税などの大きな金額を納税する時期になって、「お金が足りない!」と慌てることもありません。
あらかじめ税金のためのお金を預け入れておくことで、安心して納税の時期を迎えることができるのです。
年度初めにまとまった金額を預けておいても良いですが、毎月一定額を積み立てるのがおすすめです。
また、納税方法を納税準備預金からの自動引き落としに設定しておけば、「資金があったのに払い忘れていた」というミスも防げますね。

・利息が非課税になる
普通預金と同じように、納税準備預金にも利息が付きます。
基準日の残高に応じて利率が決まっていますが、普通預金の場合は個人であれば所得税と住民税、法人であれば所得税が源泉徴収されますよね。
しかし、納税準備預金の利息は非課税です。
現在日本の金利はとても低いので、そこまで大きな違いはありませんが、普通預金にただ預けているよりは、わずかでもメリットとなります。
ただし、法人の場合は非課税とならないので注意しましょう。

 

納税準備預金のデメリットは?ATMで引き出せない

納税準備預金は、原則税金納付のための払い戻ししかできないことになっています。
納税のためと口頭で言うだけでは足りず、金融機関の窓口で納付書などの納税目的であるという証拠書類の提出が必須です。
また、ATMから引き出すこともできないので、少し面倒に感じるかもしれません。
毎年納税の時期になってから手続きするよりも、自動引き落としやダイレクト納税の登録をしておいた方が良いでしょう。

 

納税準備預金は、毎年「そういえば税金払わなくちゃ!」と慌ててしまう人にぴったりの口座です。
積立や引き落とし・納税も自動化すれば、忘れずに税金を納められるのでおすすめですよ。

Copyright© PTCY , 2022 All Rights Reserved.