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パート・アルバイトも確定申告がオススメ!税金が戻ってくる2つの理由

2019/01/08
 

毎年12月あたりに年末調整が行われますが、これはパートやアルバイトにも適用されます。
しかし、手続きの複雑さからパート・アルバイトを多用している会社やお店の場合、正社員のみに限定していることが多いです。
そもそもパート・アルバイトに確定申告は必要なのか、その理由をご紹介しましょう。

パート・アルバイトも税金が返ってくる

パート・アルバイトも確定申告をすることで、払い過ぎた税金が返還される可能性があります!
税金を払い過ぎている理由は次の2つです。

・年末調整の対象外

毎月8万8000円以上の給与となると、雇用形態問わず所得税を納める義務があります。
これは税金の前払いに過ぎず、14種類の所得控除のうち「社会保険料控除」のみの考慮となります。
なので、給料が支給される際、社会保険料控除や扶養親族等の数だけ考慮された源泉所得税に算定され、やや多めに支払われます。
このことから、年末調整対象外だと所得控除に考慮されず、徴収された所得税が放置されている状態になるわけです。

・月給や日給ベースで徴収されている

パート・アルバイトの場合、毎月の給与から差し引かれる所得税は月給や日給をベースに、国税庁の源泉徴収税額表に基づいて天引きされます。
例えば、1ヶ月30万円稼いでいる人で扶養親族等の数がいない場合、その30万から8420円差し引くことなります。
これが3ヶ月の短期バイトの場合、年収90万円となり、徴収される所得税は2万5260円となるわけです。
確定申告すると65万円の「給与所得控除」と38万円の「基礎控除」が適用されるので、年収103万円までは税金が発生せず、所得税は還付されます。

必要書類を用意して確定申告をしよう

税金を取り戻すためには、源泉徴収票を用意しましょう。
そこに記載された支払金額が301万円以下であれば税金は戻ってきますよ。
法律で退職者は退職日から1ヶ月以内、年末退職者は翌年1月31日までに源泉徴収の発行が義務付けられています。
発行に応じてもらえない場合は、勤務先を管轄する税務署長に、「源泉徴収票の不交付の届出書」の提出を検討しましょう。
確定申告する際はお住まいの管轄の納税署で行ってください。
他の管轄で行うと申告書が受理されない可能性があるからです。
必要なものは所得控除に関わるもので、次の書類が挙げられます。

・源泉徴収票
・源泉徴収票に記載されていない国民健康保険や国民年金の支払いの証明
・生命保険や地震保険の控除証明書
・扶養対象者がいる場合、生年月日と所得を記載した書類

初めての申告で不安な方は、必要書類を持参して係の人に相談して作成しましょう。

パート・アルバイトの人も確定申告をすれば税金が返ってくる可能性があるので、面倒くさがらずに行うようにしましょう。
また、年末調整から外れていたり、後から適用される控除が発覚した場合、確定申告の提出義務者でなければ過去5年を遡って申告可能です。
これを機に源泉徴収票を確認して、確定申告の準備を進めてみましょう!

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