キャリアアップは理想じゃない!女性が本当に求めている働き方とは
女性がキャリアアップしやすい環境づくりに積極的な企業も増えていますが、当事者である女性社員のなかにはそれを望んでいない人も少なくありません。
今回は、現代の女性が社会での活躍を求められることによって生じる問題点についてお話しします。
女性は社会進出するべき!?キャリアアップを強要する企業も
高度経済成長期の日本では女性の社会進出が推進されました。
家庭を守っていた女性たちが社会に出て働き、男性社員に交じって活躍するようになります。
1985年には男女雇用機会均等法が成立し、女性でもキャリアアップを望める時代になりました。
女性の管理職を増やす試みが多くの企業で取り組まれ、男性社員と同等の役割を担っている女性社員も多いです。
しかし、男性並みの仕事を求められることに負担を感じる女性も増えています。
本人はキャリアアップなどしたくないのに、女性管理職の割合を目標値に近付けるために昇進を強要されるケースも少なくありません。
社会で活躍したい女性ばかりではない!仕事に対する意識の多様化
近年、多くの企業が女性が活躍する職場を積極的にアピールするようになりました。
出産や育児で仕事を諦める必要はなく、仕事と家庭を両立するためのサポートが受けられるから安心して働き続けてほしい、というのです。
管理職に昇進した女性社員を紹介し、理想的なキャリアアップのロールモデルとして活用することもあるでしょう。
しかし「社会で活躍する女性」を目指していない女性たちにとっては、職場からの期待が圧力や負担に感じられてしまいます。
リモートワークや時短勤務などの働き方だけでなく、キャリアアップに対する意識も多様化する時代になったといえるでしょう。

仕事と家庭の「両立」に疑問!ワークライフバランスは自分自身で決める
すべての女性が社会で活躍したいわけではなく、どれだけ手厚い支援を受けても仕事と家庭の両立が難しい場合もあります。
仕事はほどほどに、パートナーとの暮らしや子育て、趣味を楽しむ人生を望んでいる女性もいるでしょう。
企業の戦力となる高いスキルがあっても、仕事で上を目指すより妻や母としての人生を優先したいという女性もいます。
「仕事と家庭の両立」を理想とする時代は過ぎ去りました。
今を生きる女性たちはどちらか一方を優先しても良いし、年齢やライフステージに合わせて柔軟に変化させていくことも可能なのです。
もはや今は女性の社会進出を目指す時代ではありません。
性別を問わず、一人ひとりが自分の価値観に合わせた働き方を選ぶことのできる社会がこれからの理想となるでしょう。