ハンドメイド販売は稼げる？稼げない？売れる作品のポイント

アクセサリーやインテリアアイテム、ファッション小物など、ハンドメイド作品を制作する人が増えています。
Youtubeなどの動画配信サービスでは制作風景を投稿しているクリエイターもおり、詳しい作り方を見ているうちに「私にもできそう！」と感じる人は多いでしょう。
フリマアプリやECサイトを利用し、副業としてハンドメイド作品を出品することも可能です。
今回は、ハンドメイド作品の販売でどれくらい稼げるのか、売れやすい商品のジャンルについても調べてみました。

 

初心者でもお小遣いレベルまで稼げる！ただし簡単ではない

ハンドメイド作品の販売では、1個あたりの出品価格にもよりますが月2～3万円程度稼いでいるクリエイターが多いです。
作品の知名度が上がり、新作を出すたびに即購入されるようになれば月10万円以上稼ぐことも夢ではありません。
単価を上げていけば、いくらでも高収入を目指せるでしょう。
ただし、これはコンスタントに作品を制作・出品し、SNSによる宣伝活動も積極的に行った場合に限ります。
個人クリエイター向けプラットフォームでハンドメイド作品を販売している人が多いですが、2～3点出品しただけではなかなか売れません。
作品が売れるには、購入希望者が複数の中から選べるようなお店作りが大切です。
魅力的に映る商品画像や購入意欲をそそる説明文などをアップロードし、プラットフォーム内だけでなくSNSでも積極的に発信する必要があります。
しかもそれを継続しなければ、安定的な収入に結びつけるのは難しいでしょう。

売れるジャンルは？市場リサーチが肝心！

ハンドメイド販売ショップでは、次のようなジャンルが人気です。

・スマホケース
・アクセサリー
・ベビーグッズ
・ぬいぐるみ
・キーホルダー
・ペーパークラフト

季節やイベントをテーマにした作品が売れやすく、ジャストシーズンより少し前から探す購入者が多いです。
例えば夏の終わりごろからハロウィン関連商品が並び、11月に入ってすぐクリスマスに飾るアイテムが売れ始めます。
常にマーケットをチェックし、今何が売れているのか調べるのも売り上げアップにつながるはずです。

売れる作品にするためには？付加価値を付けることが大切

大量生産されているメーカー品ではなく、一点もののハンドメイド作品を購入する理由について考えてみましょう。
他ではなかなか見つからないオリジナリティあふれる作品や、手作りだからこそ感じられる「味」のある作品が人気です。
ハンドメイド作品の場合、機械で製造する商品にはない歪みや傷、色ムラなどが発生することも考えられるでしょう。
これを手作りならではの魅力と捉えられるか、返品や苦情に発展するかは、クリエイターの姿勢次第となる可能性があります。

 

ハンドメイド作品を販売する上で大切なのは、作品のクオリティだけではありません。
オリジナリティは忘れずに、初めの頃は売れている作品を参考に制作・出品方法を考えてみましょう。