腹筋をしてもお腹が痩せない!お腹周りを効率よく鍛える方法は?
どんなにキツイ腹筋を頑張っても、お腹周りがすっきりしない…とお悩みの人も多いです。
お腹を触ってみると奥の方に硬い腹筋があるのに、表面は柔らかいお肉で覆われている人は皮下脂肪が原因かもしれません。
今回は、なかなか痩せないお腹周りを薄くするにはどうしたら良いか調べてみましょう。
腹筋が見えない!?厄介なお腹周りの皮下脂肪
一般的な上体起こしでは、お腹の前面にある腹直筋しか鍛えられません。
腹直筋がシックスパックに割れていても、その上にたっぷりの皮下脂肪がついていれば、むしろお腹が出てしまうでしょう。
皮下脂肪は一度つくとなかなか取れず、運動をしても消費されにくい性質があります。
通常の腹筋運動でも皮下脂肪までは燃焼されないので、お腹周りのボリュームダウンは難しいといわれています。
いっぽう内臓脂肪は皮下脂肪よりも先に燃焼されるため、筋肉量を増やして代謝をアップさせれば比較的短時間で減らすことが可能です。
腹筋運動でキレイに割れたお腹を手に入れた人は、もともと皮下脂肪が少なかったため、鍛えられた腹筋が見えやすくなったと考えられます。
腹斜筋を鍛えるとマッチョになる!?くびれ作りには逆効果
女性はくびれを作るために、お腹の横にある腹斜筋を鍛える筋トレを頑張っている人も多いですよね。
実は腹斜筋を鍛えすぎると、逆にウエストが太くなってしまうのです。
例えば上半身と下半身をねじるようなツイストクランチでは効率的に腹斜筋が鍛えられますが、細いくびれや薄いお腹とは程遠いマッチョな体になってしまうでしょう。
ただ、腹斜筋を鍛えれば体幹が安定し、ふらつきや転倒の予防につながります。
筋肉量が増えることで基礎代謝もアップするので、他の部位の筋肉と合わせてバランス良く鍛えるのがおすすめです。
猫背の人はお腹がぽっこりしやすい?内臓を正しい位置に戻そう
猫背や反り腰の人は、お腹の筋力が弱まっていることが多いです。
本来もっと高い位置にあるはずの内臓は、腹筋によって支えられています。
ところがお腹の筋力が弱まると内臓を正しい位置にキープできないため、内臓が下がって下腹部がぽっこりと出てしまうのです。
正しい姿勢を意識すると、自然とお腹に力が入りますよね。
この状態をできるだけ長く保ち、常にお腹に力を入れて生活するよう意識するだけでも腹筋が鍛えられます。
余裕がある人は、息を吸った時にお腹を膨らませ、息を吐いた時にお腹がぺったんこになる腹式呼吸&ドローインを頑張ってみましょう。
お腹周りのインナーマッスルに適度な負荷をかけながら、効率良くお腹を引き締めることができます。
デスクワークや立ち仕事が多い人は、姿勢が悪くなりがちです。
時々姿勢を正して、休憩時間にはお腹のドローインや軽いストレッチをしてみましょう。