限られた時間の中で有効活用できる読者の興味関心ジャンルをデータで分析と解析を行い好みの記事が発信することで、多くの女性に人生を楽しんでるもらえるコンテンツを提供します

女性のキャリア形成の「壁」とは?理想を叶えるために今からできること

2024/08/19
 

働く女性にとってキャリア形成にはまだ多くの課題があります。
女性は男性と比べて昇進したり管理職についたりする人が少なく、離職率も高いです。
出産や育児でキャリアが途絶えることも考えられるため、同じ会社で働き続ける、同じ仕事を継続するというのが難しいでしょう。
今回は、女性のキャリア形成を妨げているものは何か、キャリアアップのためにできることはあるか調べてみました。

 

女性労働者に多い悩みとは?家事・育児・仕事の両立が問題

日本では、ほとんどの家事や育児を女性が負担しているという家庭も多いです。
フルタイムで働いている夫婦であっても、夫より妻の方が家事・育児をする時間が長いといわれています。
また起床時間は妻の方が約20分早く、仕事からの帰宅時間は妻の方が約2時間早いです。
結果的に女性は家庭にいる時間が長くなっており、女性が男性よりも家事・育児において大きな役割を担っていると考えられるでしょう。
これに加えて「女性も社会で活躍するべき」という風潮があり、家事や育児が仕事の量を減らしたり時短勤務を選択したりする理由にならないと言われてしまう場合もあります。
キャリア形成の前に、女性にとって家事・育児と仕事との両立が大きな課題になっているのです。

女性のロールモデルはいない!?職場の環境改善が必須

夫が家事・育児に積極的で、しっかり役割分担できていると感じる女性労働者でも、簡単にキャリアアップできるとは限りません。
どんなに昇進する意欲や能力があっても、職場にキャリア形成を成功させたロールモデルがいないとどう進めば良いかわからないでしょう。
女性の管理職がこれまでに一人もいなかったり、結婚や出産を機に退職するのが慣習になっていたりすると、「自分だけ前例にないことをするわけにはいかない」と考えてしまう人も多いです。
また、周りの社員や上司が昇進したいという気持ちを受け入れてくれず、
「無理しない方が良い」
「女のくせにでしゃばるな」
と否定的な意見を言われてしまうことも少なくありません。
女性労働者がお手本となる人物を見つけられれば、必要なスキルや職種の選択について参考にできるでしょう。
ロールモデルが一人いれば、後に続く女性労働者も増えてくるはずです。
ロールモデルを育成するには、職場環境の改善や相談窓口など、雇用主側のサポートが必要になります。

女性のキャリアップについてどう考えている?職場の雰囲気をチェック!

いずれ昇進したい、管理職に就きたいと考えている人は、「女性のキャリア形成をどう考えているか」自分の職場環境をチェックしてみましょう。
まずは女性のロールモデルはいるか調べ、女性が昇進することについてどう思うか上司や先輩に聞いてみることをおすすめします。
もし女性が昇進することについて否定的な人が多かったり、「女性に管理職なんて務まるわけがない」という意見を持つ人がほとんどだったりするような職場なら、キャリアアップのためのサポートを受けるのが難しいかもしれません。
別の職場に転職したり、他部署に異動したりした方が早く昇進が望める場合もあります。

 

女性が仕事を続けたり昇進したりしやすい環境を整備し、キャリアデザインのための研修会や勉強会を実施する企業も増えてきました。
女性が得意とすること、女性にしかできないことがあります。
「女性の力」を活かせる企業が、これからの時代に成長を遂げるのではないでしょうか。

Copyright© PTCY , 2024 All Rights Reserved.